神奈川県厚木市
森の里の高台に建つお住まいです。
もともと、下屋があってベランダを設置していたところに部屋を増築しました。
増築と同時に、屋根の葺き替え、外壁の塗り替え、既製品の庇の取付やテラス屋根工事を行いました。
1 階床面積 | ㎡ |
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2 階床面積 | ㎡ |
3 階床面積 | ㎡ |
延べ床面積 | ㎡ |
工法 | 〇〇工法 |
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基礎 | ベタ基礎 |
土台 | 〇〇集成材、防虫処理 GL1000 以上 |
断熱材 | 壁:高性能グラスウール 10k 90mm |
外壁 | 旭化成パワーボード 37 ミリ |
屋根 | クボタ松下コロニアルグラッサ |
ご主人は設計士さんで、今回の増築はご自身で設計されました。
東面から足場を設置したところです。
この東面は、下屋になっていてアルミ製のバルコニーが据えてあります。
下屋とバルコニーを取り払って、2階になる部屋を増築します。
増築部分の構造材を手刻みで加工しています。
下屋の屋根を剥がして、新しい梁を既存躯体の骨組みに接合していきます。
骨組みの工事が終わり、サッシを入れて透湿シートを張ったところです。
下屋の屋根を剥がして、新しい梁を既存躯体の骨組みに接合していきます。
増築にあたって、既存躯体の耐震上の強度を確保しなければならないところがあり、必要な部分は、一度外壁のサイディングを剥がして、筋違いの補強をします。
基礎との取合い部分も、ホールダウン金物を新たに取付けます。
増築部分の屋上のFRP防水が完了しました。
建物外部の防水処理が終わり、外壁のサイディング張り工事。
天井、壁のボードを張るための下地組みです。
天井、壁のボード張り。
床は無垢のナラフローリングです。
壁には無垢の松の腰板をはりました。
増築部分の真下にあたる、1Fダイニングの天井に開口を製作。
天井開口部分は掘り込みで仕上げて、木が見えている部分に扉をつけて、上の部屋に大きなものを上げ下げ出来るようになります。
開口部分の上側蓋。
枠などを使わず、目立たないように仕上ています。
蓋を開けたいときは、この小さな穴に取手を付けれるようになっています。
今回の増築工事とあわせて、外壁の塗替えと、屋根の葺き替えも一緒にご依頼いただきました。 こちらが既存の鋼板屋根です。
新しく葺き替える物は、当社オススメのディーズルーフィングの屋根です。
既存の屋根を剥がして、下地の構造用合板を上から張ります。
全面、構造用合板を張り終えたら、屋根用の防水紙を敷きます。
ディーズルーフィング本体を仮置きします。
もともと防水モルタル仕上げになっていましたが、雨水が染み込んで下の軒天井まで濡らしてしまっていました。
今回、この上にFRP防水をして雨漏りを解消します。
既存の屋根を剥がして、下地の構造用合板を上から張ります。
表面の汚れやホコリを削って、樹脂モルタルを塗ります。
樹脂モルタルを十分に乾燥させたら、FRP防水のガラス繊維マットを液体を塗ながら敷きこんでいきます。
ガラス繊維マットを2層敷きこんで乾いたら、仕上げの保護塗料を塗ります。
無垢のナラフローリング、松の腰板、珪藻土クロスで自然素材で仕上がりました。
窓からの眺めもいい、気持ちのいい部屋になりました。
小屋裏収納用の昇降ハシゴを新たにつけました。
雨樋は塩ビの樋から、すべてアルミの樋になりました。耐久性に優れ、見た目もスッキリです。
葺き替え後の屋根はディーズルーフィング「ローマン」というデザインの「タスカニー」色です。
増築部分の窓うえに庇もつけました。
1階のテラスにテラス屋根を付けました。
施主様に選んでいただいた色です。
淡いオレンジ色でやさしい雰囲気になりました。
最後にエアコン工事もご依頼いただきました。 工事中、雨天のため作業できない日も何度かありましたが、無事完成しました。